いきなり収入が半減しちゃった奴の家計簿公開 ~アラフォーひとり暮らしのBefore After~
時勢の渦に巻き込まれたひとりの人間が、ここにいます。
社会の荒波に揉まれて早15年。
のうち、低収入歴14年。
・・・から昨年ようやく抜け出して、したい仕事、満足な収入と満ち足りた生活を手に入れた矢先の出来事でした。
包み隠さず言うと
月収手取り30万から15万円に 大・激・減!!
栄えあるブログのファーストエントリーは、翌月からいきなり収入が半分、おまけに半分家賃に持っていかれる生活になると、家計はこうなるんだということを綴ってまいります。
目次
1 その前に
よくSNSやブログなんかで、手取り10万円台で節約生活をされている方の記事を拝見しております。まめに家事をして、ご自身なりに足るを知る暮らしをされていてなるほど!と感心する一方で参考にならないんだよなあ。と、そっとブラウザを閉じるのです。
私、家で毎夜晩酌する系の、酒飲みなんです。。。
一般に、少ない手取りで節約を楽しんでいる人たちは、お酒は飲まない or 実家暮らし(もしくは同棲)が大前提。夜な夜なパック焼酎抱えていないと生きていけない人種など、節約家界隈には存在しないと言っているかのごとく。
そこで、低収入リーマンだけど毎日酒飲んでやった家計簿を公開してみようと思います。
ちなみに、1回の酒量は翌日に仕事がある日で、350mlの発泡酒1本と、25%の焼酎をソーダか緑茶で割って3杯程度(コップ1杯 割合は3:7)。
仕事柄、出勤時にアルコールチェックがあるため、これで打ち止め。
酒飲み感覚としては
仕事前夜 ぐい
昼飲み ぐいぐい
翌日休み ぐいぐいぐい
って感じです。
どうでもええわ。
さて、家計公開に進みましょう。
2 家計簿のつけ方
ブログタイトルでお察しの通り、私はかなりのズボラです。
家計簿もザックザクのザックリでしかつけていません。
家計簿はスマホのアプリで、なるべくレシートをもらったら直ぐつけるようにしてます。
財布の中にレシートが溜まるの、嫌なんで。
あと、後日まとめて付けたときに、何買ったか分からないレシート絶対出てくるんで。
(昨日の晩飯を思い出せないレベルの物忘れクイーン)
給料日は毎月27日、クレジットやその他もろもろの引き落としの日がそれぞれありますが、面倒なので、全て買った日(ネットならクリック購入した日)に計上。引き落とし日関係なく、月初始まり末締めにしています。
要するに『資産は右肩上がりになっているのか』が分かればOK!
クレジットに関しては、「今月引き落とし額多いぞ・・・!!」となっても気にしません。
(それは私の使い方ならば限度額を超えることがないからですが)
クレジットの毎月の引き落とし金額は分かるようにアプリで設定しています。
ただ、このやり方で家計が正しく管理されるのかは未知数です。
その手のプランナーに知られたら卒倒されそうですが、でも何もしないよりは、ゆるくても記録に残したほうがマシ。案ずるより産むが易し。の志でやっています。
節約面に関しては、あまり根詰めていないので「これ、使い過ぎちゃうんか・・・」と思われる項目も出てくるかと思います。なので、家計のやりくりにおいて何かヒントを得たいという方には参考にならないかもです。あしからず。。
3我が家の家計費をざっくり説明
月々の収入に変動があるので(28~35万)、平均を取って手取り30万で計算します。
ボーナスは年3回。前年度は引っ越しがあったので、ボーナスで生活品を揃えたりしていました。昨年末から落ち着いたので、賞与は貯金しつつ、臨時的に欲しいものがあったときは使っていい上限額を設定したうえでボーナス購入しています。
固定費
1.家賃 ・・・¥68,800(管理費含む)
都内23区で2DK。家賃相場の安い所に在住。妥当な値段だと思います。
2.光熱費 ・・・ 全体で ¥8,000 ~ ¥10,000 くらい(季節で変動あり)
・水道代は2か月に1度、月に均すと¥1,500程度。
・ガスは都市ガスなので安い。めっちゃ使っても ¥2,800以上にはならない。
・電気代が一番振り幅大きい。春秋と冬場で¥2,500 ほど変わる。
3.通信費 ・・・ 携帯とWi-Fiで ¥8,784 (ワイモバイル)
内訳は携帯 ¥2,402 Wi-Fiが¥6,382。
Wi-Fiは、今の住まいではマンション型が使えず、一軒家型の契約になってしまったのでお高め。
4.保険代 ・・・ コープ共済 ¥3,680
ちょろっとした入院保障 + 女性特有のがん保障。
独身なので、高い保険に入る必要性は無いと考えてます。その分、蓄えたい。
5.先取り貯金 ・・・ ¥100,000
先取貯金は収入に応じて。月末に余ったら好きなもの買って残りは貯金。
Total ¥190,264 (月平均)
変動費
1.食費
家での食事と晩酌代。
仕事が長時間にわたるため(15~18時間ほど働いて翌日休むスタイル)、
昼食は自前でお弁当を作っているが夕食はコンビニや外食になってしまう。
そのため仕事中の飲食は食費に計上。
2.外食
一人で外食(仕事以外)したときはこちらに計上。
テイクアウトを食費にするか外食費にするか悩んでいる(現在は食費で計上)。
3.日用品
洗剤、掃除用品など。100均の購入品もこちらに。
4.趣味
主に、推しの新譜と現在絶賛揃え中のキャンプ用品。
5.交際費
大体が飲み。月に2回ほど。宅飲みになるか外飲みになるかが運命の分かれ道。
6.服、美容
下着や化粧品(スキンケア用品)もこちらで計上。化粧は必要最低限。
ロングなので美容院へ行く頻度は低め。
7.交通費
ほぼ電車移動。車は持っていない。
交通費の出ない職場なので、通勤で月に¥4,000かかる。
8.雑誌、書籍
なるべく図書館を使うようにしているが、月に1~3冊は何かしら買っている。
9.仕事用出費
仕事で着用する靴下だのインナー。あると便利な小物など。
数か月に一度発生する出費。
10.旅行
月に一度は、近くてもいいのでどこか行くを目標に過ごしていました(100%国内)。
手取りが35万程ある月やボーナスもあるので、赤字にならないよう余剰金から何となくちょろまかしています(笑)。
4 コロナビフォーアフター家計簿
ちょうど手取りが30万の月である1月と、一気に収入減した5月で比較していきます。
比較月よりも出費が多い項目は、金額を赤色で表示します。
2020/1 手取り 302,871円
【固定費】
1.家賃 ¥68,800
2.光熱 ¥11,016 真冬なので、仕方ない。
◆水道 ¥3,172 2か月分
◆電気 ¥5,100 ホットカーペットとエアコンのダブルパンチが効いてます。
◆ガス ¥2,744 これ以上高くなったことはない。都市ガス神!!
3.通信 ¥8,676
4.保険 ¥3,680
5.先取貯金 ¥100,000
¥192,172
【変動費】
1.食費 ¥27,514 毎日酒飲んでこの金額は優秀だと思う。正月も家にいたのに。
2.外食 ¥8,273 ちょっと高いなと思ったら、一度だけ一人飲みしてた。
3.日用品 ¥2,208 洗剤や歯磨き粉を購入。
4.趣味 ¥1,450
少なくてびっくりしたけど、冬のボーナスで14,000円のリュック買ってた(別途計上)。
5.交際費 ¥20,265
友人の誕生日プレゼント×2。外飲み×1。デイキャンプ×1。お茶×1。
6.服・美容 ¥11,540 内、1,320円が化粧品。あと、セーターとスニーカー。
7.交通費 ¥12,580
旅行行った時の交通費がこちらに入ってしまっているので高め。
8.本・雑誌 ¥1,706 定期購読している雑誌と文庫本2冊。
9.旅行 ¥14,584 湯河原に一人で行った。宿は素泊まり5,500(温泉付)。
10.その他 ¥9,078
銭湯とマッサージ。占いにも行った。あとダンベルを購入(謎の健康志向)。
¥109,198
Total ¥301,370
2020/5 手取り 150,534円
【固定費】
1.家賃 ¥68,800
2.光熱 ¥8,531
◆水道 ¥3,172 2か月分
◆電気 ¥3,182
エアコン使わないだけで安い。ステイホーム中につき年中家にいたので、ありがたい。
◆ガス ¥2,174
ずっと自炊。肉煮たり豆煮たりしているわりには安い。都市ガス神!
3.通信 ¥8,781
4.保険 ¥3,680
5.先取貯金 ¥10,000
他に、会社から生活応援一時金として1万支給されたので、そちらも貯金。
¥99,792
【変動費】
1.食費 ¥37,293
オンライン飲みの酒代と、居酒屋のテイクアウトで4,000円ほど使用。それにしても高いのは、ステイホームにかこつけて刺身とか美味いもの食べてたから。
この月から食費の内訳を食品と酒類に分類。この月の酒代は¥9,373でした。
2.外食 ¥500 喫茶店でアイスコーヒー飲んだ。
3.日用品 ¥1,934 ゴミ袋やサランラップなど。ダイソーで配線カバーも購入。
4.趣味 ¥0 U-NEXTの無料期間でキングダム一気見しているうちに5月が終わった。
5.交際費 ¥0
真面目にステイホームしていたので。オンライン飲みを5~6回した。
6.服・美容 ¥2,578
月末に美容院へ。行きつけは県跨ぎ必至なので、ご近所の安いとこで。
行きつけだと、カットとヘッドスパで6000円くらい。
7.交通費 ¥0
仕事がほぼ休業状態で4日しか出勤していないため、前もってチャージしていた分で間に合った。
8.本・雑誌 ¥2,629 定期購読している雑誌と、文庫本1冊、雑誌2冊。
9.旅行 ¥0 旅行どころか仕事以外で移動しなかった。
10.仕事用出費 ¥1,485
休業中なので、制服をクリーニングに出した(普段はエマールで自宅洗い)。
11.その他 ¥3,810 Amazonで念願の壁掛け時計を購入。近所の神社にお賽銭5円。
¥50,229
Total ¥ 150,021
5.まとめ
世の中見渡せば、収入減どころか無収入になってしまった方がたくさんいる。
身近なところでも、家族を養っている同職の人たちは、すぐさま立て直しのきかない家計に悩んでいる。それに比べたら、一人身で借金もなく、曲がりなりにも会社から守られている部分もあって、恵まれていると感じるかもしれない。いや、実際、そうなんです。
だからこそ、収入が半減しても当初は落ち込んだけれど、それはそれで楽しもうとすぐにマインドチェンジできました。
もともとコストの高い生活をしていなかったので、心持ち的には無理なく節制できたかなと思います。唯一の贅沢が、旅行と外食でちょくちょくラーメン食べるくらい。これをしないだけで2万も浮きますね。
反省点は、食費です。
オンライン飲みの時についつい缶チューハイを飲みすぎてしまうこと。オン飲み中、席を立つのが面倒でワインにしたり(当然飲み切る)、コスパの悪い飲み方をしてしまいました。あと、おつまみ買いすぎ問題な。
しばらく収入は低空飛行が続きそうなので、あまり飲みすぎず無理せず、現状維持を続けていきます。
ちなみに、今月は手取り139,629円で生活しております。
6/22時点で残金29,000円。やればできる!!